こんばんにちわ~
『物を大事にする』
こんな歳になって 今更ながら 何言ってるの?って
怒られそうですが...WW
前にもお話したんですが こはくとうは転勤族なので
これまでに何回も引っ越しがありました
なので 引っ越しとなると 整理整頓 まぁ~断捨離ができます
代わりに 次に住む家に合わせて 手放さないといけないものも出てきます...
物にはすべてに波動があると 前回のブログでも書きましたが
使っている間に 愛着というものは もちろん
買ったときの思いも そこには刻まれています
しょうがなく...手放さないといけないものもあり
そんな気持ちになるのも嫌で なるべく 転勤族はものを増やさないことが鉄則
とは、思っていても...これがほんと難しかった WW
こはくとうが生きてきた社会というか時代は
新しいものがどんどん造られ 買っていたそんな時代
衣食住 ぜ~んぶ...そんな感じ
しかも バブルという時代もありましたしね~
みんな浮かれ..贅沢三昧です
今、考えれば ほんと勿体ない...
物欲食欲のままに
楽しさとギラギラした世の中ではありました..です
未来のこと..なーんにも考えてない
確かに経済が回るって大事だけれど
何も考えないって...痛すぎる...
さて、半世紀生きて
「これは!」っていうものは 大事にしてきました
値打ちがあるとか そういうことではなく 心が温かくなるもの
こはくとうが 17歳高校生の頃
両親が北海道の釧路へ旅行に行った際 阿寒湖アイヌコタンで
木彫りの手鏡をお土産で買ってきてくれました
めちゃクチャ 可愛い女の子が彫ってある手鏡です
17歳ぐらいになると まぁ~結構な回数で鏡は見ます WW
MY手鏡はそれからずっと お化粧をするときに使っています
かれこれ40年 WW
就職した時 成人式も 結婚する時も 人生が辛い時も
夫と離婚にしそうになった時も WW
その時々のこはくとうをずっと映してくれてます
手鏡は40年使っているので 手彫りの木が欠けたりいています
捨てようかなぁと...何度か思う事はありました
特に人生で上手くいってない時なんかは...WW
『何か変えれば 良くなるかも』という自分の分けわからない解釈?で
何もかもイヤになったりすると 自ら どうにかしたい思考で
とりあえず 物を捨てる そんな行為...
『捨てる』ことが
上手くいってないからこその 間違った判断ってこともあります
確かに『物を捨てる』ということは 居住空間も心も 気分もよくなりスッキリします
けれど...待ってください!
捨てる前に一度自分の気持ちにちょっと聞いてみてください
時を経ていけば...
そこには いろいろなことがの刻まれていく
物は物でしか ないかもしれないけれど...
実はその人にとって 懐かしさや思いがしみ込んでいる 満ちあふれている
(終わった人間関係だったら 捨てたほうがいいと思います WW)
奇跡的に?離婚にならず..WW
結婚30年ってこともあり 昨年 夫と釧路に行ってきました
父と母がこの釧路に来て
私たち夫婦のように 楽しんだりしたのかな...
夫婦で来れたことにも なんだか感慨深い気持ちにもなりました
そして...
こはくとうは この旅で木彫りの手鏡を二つ 購入しました
母がしてくれたように こはくとうも娘たちに 手鏡を渡そうと...
『ものを大事にする』こと
歳を取り 親から言われていたことが 今更ながらよくわかる...
そこには とても大切なものがあるんです
人から見れば 価値のないものが 月日が経つと
その人しか分からない かけがえのない物になるんです
年季の入った こはくとうの手鏡には若いころからの人生が詰まっています
(アハハ~ それ ちょっと怖い...)
そして今は...白髪がある『こはくとう』が映ってます
(それはもっと怖い...WW)
これからも この木彫りの手鏡 大事にします
おわりに
こはくとうの父は 生前 写真を撮るのが趣味でした
極寒の雪の釧路湿原 つがいのタンチョウヅルの写真も残ってます
父はもういませんが..写真から生きていた軌跡が感じられます
あの こはくとうの木彫りの手鏡を彫った方は
たぶん..巨匠になられたのかな..
手鏡はなく 大きな作品で しかも高価なものばかりでした WW
そこも 大事にしてて良かったぁ~ WW
認知症の母に 釧路に行った話をすると
昔のことは 鮮明に思い出すんですよね~
懐かしがって とても嬉しそうでした
手鏡のことも 忘れてませんでした
よかった...
みなさんも 大事なものありますか?
それではまたね